前回に引き続き、伊東市内の土地の見学の感想について綴る。
前回は伊東市の川奈駅近くの土地を紹介したが、今回は宇佐美駅周辺の土地について紹介する。
今回は三つの土地を見学してきた。どの土地も宇佐美駅から車で2、30分ほど行ったところにある土地。
当該土地までの道中は前回と同様、激しい山道の連続である。三つの土地はいずれも距離が近く、車で数分のところにそれぞれ位置する。
目的地に辿り着くまでに車酔いしないかとても心配していたが、乗車前に車酔いがしやすいことを伝えたおかげか、担当営業の人がとても丁寧な運転をしてくれたため、幸い車酔いは何とか免れた。
50万円→30万円→10万円の土地の順に見学。
いずれも分譲地内にあって、色々な法律に縛られているため好き勝手に利用することは許されていない。
50万円の土地
写真で見ると、それほど傾斜が激しいように見えないが、結構、傾斜のある土地。近くにログハウスの別荘や鉄製?の建物などがある。少し歩けば、住宅の密集地に囲まれ、人里離れた山奥にある土地といった感じではない。
難点:①土砂災害警戒区域に指定されているので、何か災害が起きたときには、被害の影響をもろに受ける地域。
②分譲地の管理費や施設費用として年間5万円弱(ひと月当たり4000円弱)のお金が取られる。
③傾斜があるので、小屋などを建てるのに難渋しそう。
30万円の土地
50万円の土地よりも少し傾斜が激しい。近くには住居などがなく、閑静な所。
難点:50万円の土地と同様の理由
10万円の土地
価格は三つの中で一番高いけど、平坦で広さもあって直感としては三つの中で一番良い土地のように見えた。といっても、自分は建築や不動産の素人に過ぎず、素人が肌で感じた見解に過ぎない。ほんのすぐそばに家屋が二つあり、人目を気にせずに生活することは難しそう。このうちの一軒は別荘として利用しているみたいで、たまにここへやってきて利用する程度だそう。
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「環境」:宇佐美駅周辺にスーパーやコンビニ、ドラッグストアがあるので、バイクや車が一台あれば、買い物には何不自由しない。
「気候」:暖かい地域であるので、一年を通して温暖な気候。夏は都会のビルに囲まれたような照りつけるような暑さではなく、暑さの中にひんやりとした風が流れ込む暑さといった感じ。冬は雪が振ることはめったにないが、たまに雪が降り積もることもあるみたい。しかしそれも数年に一度あるかないかの頻度だそうだ。
「道路状況」:山奥にあるので、カーブ道がとても多い。道路自体は走りやすそうにみえる。
「経済事情」:分譲地の管理費や施設費用、道路維持負担金、集中浄化下水施設負担金など一年に支払う出費はとても高額。
総評:色々としがらみの多い土地である。固定維持費が高額で、毎月結構なお金を払わなければならないのがシビア。自分は土地を買う意向は全く持っておらず、伊東市の環境はどんなものか、安い土地はどのようなものか見てみたかっただけである。そのために伊東市にやってきたのだ。